お太鼓柄ってなに?<着物の基礎>
今回は着物帯シリーズ第三弾として前回の「六通柄って何?」に続き、お太鼓柄の解説をしていきます。
全通柄(ぜんつうがら)・六通柄(ろくつうがら)・お太鼓柄(おたいこがら)という言葉を聞いたことがあると思いますが、最近着物に興味を持たれた初心者の方にとっては聞きなれない言葉だと思います。
何事にも基礎が大事!ということで今回の記事も
着物初心者の方
着付け初心者の方
のお役に立てる内容となっております。
最後までお読みいただけたら幸いです★
お太鼓柄とは
お太鼓を作った時に、前の部分とお太鼓になる部分に柄が来るように柄付けされている帯のことを言います。
お太鼓柄は、飛び柄・ポイント柄とも呼ばれ染め帯に多く見られます。
初心者のうちは、柄を綺麗に出すのが難しいため練習が必要になってきますが、慣れてくると、帯締めや帯揚げなどの色合わせなど、コーデも楽しくなってきます。
ただ、ポイントポイントにしか柄がない為、振袖の帯として使用するには不向きとなります。
昔、成人式のお支度会場で着付けをしようと、振袖の箱を開けたらママ振りと一緒に名古屋帯が入っていたお話も他の着付け師さんから聞いたことがあるので、できることならお支度前の事前準備をしておいた方が、当日の事故は防げると思いますので、お気をつけください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで3回に分けて 全通柄・六通柄・お太鼓柄と解説して参りましたが、初心者の方にとっては聞き慣れない言葉もあったのではないでしょうか?
これから、こういった着物用語や専門知識など着物初心者の方にとって有益な情報をお伝えしていこうと思いますので、チェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます★
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