振袖着付けの流れ

最近、着物女子が増えてきて着物ブーム再退か!?と言われていますが、とはいえ「二十歳で振袖を着る時が初めて着物を着ます」というお嬢さんが大半を占めています。
普段からご自身で着物を着ている方は着付けの流れを把握されていますが、初めての方にとっては「着付けってどうやってしていくんだろう?」と不安に思われる方が多いと思います。
今回はそんな方の為に、簡単に一般的な着付けの流れをご紹介していきます。
流れの説明なので、着付けをする前に一度お読み頂くと大体のイメージができるかと思いますので、いきなり本番よりもリラックスして頂けるかと思います。
着付けの流れ
日本全国色んな着付け師がいらっしゃって、それぞれ着付け方法が異なるので、ここでは一般的な着付け方法を簡単にご説明いたします。
足袋を履く。
和装ブラもしくはブラを外して頂き、肌着を着用する。
タオルを使用し、体の凹凸をある程度少なくする。
コットンを使用し、更に凹凸を少なくする。
コットンが落ちないようにガーゼを体に巻く。
胸紐1本腰紐1本を使用し長襦袢をお着付け。
胸紐1本腰紐1本おはしょり紐1本を使用し振袖をお着付け。
帯を巻きつける。
帯枕を結ぶ。
帯枕に帯揚げを被せて帯枕が見えないようにする。
背で帯で変わり結びを作る。
帯が落ちないように帯締めを結ぶ。
帯などに飾り物を付ける。(お持ちの場合)
続いて要点を解説していきます。
2.和装ブラもしくはブラを外して頂き、肌着を着用する。
着付けでは、長襦袢と振袖を着付ける際に胸元で紐を締めるので洋装ブラを着用していると紐が食い込んで痛くなりますし、変な段差ができて着物が綺麗な着付けができなくなります。
3.タオルを使用し、体の凹凸をある程度少なくする。
着物は凹凸なく寸胴に仕上げると、綺麗な着姿になります。
なので、ある程度大きく凹んでいるお腹周りや胸の下にタオルを当てて凹凸を少なくします。
4.コットンを使用し、更に凹凸を少なくする。
タオルでは埋めれなかった凹みをコットンで微調整し寸胴に仕上げます。
保温効果もあり、成人式当日は寒さもマシになります。
11.背で帯で飾り結びを作る。
ここでインスタなどでよく見る後ろから見た帯の形を作っていきます。
大まかな形として
お太鼓系
文庫系
リボン系
立て矢系
などがあります。
因みに背の高い方は立て矢系をお勧めします。
変わり結びの形は指定がない場合は着付け師さんがおまかせで創作してくれますし、指定の形があれば、画像を前もって着付け師さんにお見せしておくと、その形に結んでくれます。
ただし、帯の長さや硬さのによって同じ形にできない場合がありますので、着付け師さんとご相談ください。
まとめ
今回は一般的な着付けの流れをご紹介しましたが、本当に色々なやり方があるので、これに限りませんが知っておくと大分リラックスして着付けの時間を過ごせます。
ご不明な点がございましたらご相談くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございます★
Comments