着物に使われる生地①
着物は高級そうで多分特別な生地を使われているとお思いの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、着物に使われる様々な生地をご紹介します。
木綿
長襦袢や着物・浴衣に帯・足袋など様々なものに使用されています。
元々綿の種子から取れる繊維でコットンともいいます。
繊維としては伸びにくく丈夫で、吸湿性もあり肌触りもいい為、下着などにもよく使われるが縮みやすいという性質もある。
ポリエステル
長襦袢や着物・浴衣に帯・足袋や半衿・重ね衿など様々なものに使用されています。
ご存知の通り、ポリエステルは化学繊維で非常に滑りやすい為、着付けはしにくいです。
ただ、着物は安価で簡単にプリントできるため生地にこだわりのない方にとっては重宝されています。
縮緬
着物や帯・帯揚げ・帯締め・バッグ・草履などに使用されています。
一般的には、経糸(たていと)にはほとんど撚り(より)のない糸を使い、緯糸(よこいと)として、強い撚りをかけた右撚り糸(右回りにねじった糸)と左撚り糸(左回りにねじった糸)とを交互に織り込む。このため、撚りのかかった糸に撚りを戻そうとする力が生まれ、布が縮んで、生地の表面に凹凸が現れる。
絹・レーヨンで織られたちりめんは、水に弱く浸けると縮むが、ポリエステルで織られたちりめんは縮まない。
縦糸に絹糸、横糸に綿糸を用いて縮緬のように織った綿縮緬というものもある。
まだまだある着物に使用されている生地
次回も引き続きご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます★
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