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筥迫(はこせこ)について



今回は、婚礼や七五三の七歳のお嬢さんが身につけているこの筥迫(はこせこ)についてご紹介します。


昔、全然知らない時は衿元にそんな分厚い物を入れたら衿が浮いてしまうのでは?

と素人丸出しの考えだったのですが、調べていくうちにその謎が解けてきました。




 筥迫(はこせこ)について


前述にも書きましたが、筥迫は着物の衿元に挟む豪華な箱型の装飾品です。


元々、江戸時代の武家の女性たちが鏡やお守り・口紅・懐紙などを入れて持ち歩いていた小物入れです。大きさも現代の物よりも大きく、今でいうクラッチバッグのような物でした。


筥迫で贅を競い合っていたともあり、現代の筥迫の色・柄もその名残が残っているようです。


ですが、明治時代に入ると一般庶民でも持ち歩くようになった為、大きさも小さいものが主流になっていき、装飾品としての役割でしかなくなってきました。


確かに、七五三のお嬢さんが身につけているとメチャクチャ可愛いですね。


花嫁さんが着用するのは「夫以外の男性には染まらない」という強い意思も込められているようです。振袖でも着用する方もいらっしゃいますが、結婚式の場では花嫁さんよりも目立たない物を選ぶようにしましょう。



 筥迫のパーツ


昔よりも小さくなったとはいえ、すごく豪華な筥迫。

数個のパーツでできているようなので、解説していきます。


筥迫と言いますが、箱にはなっておらず芯が入った厚手の布を三つ折りにしている物です。


それを「胴締め」と呼ばれるバンドの役割をする輪っかで止めています。

胴締めを外すと中には紙が挟めるようになっていて、鏡が付いているものが多いです。


胴締めにはそ紐と、「落とし巾着」という物がが付いています。

落とし巾着には匂い袋やお守りが入っていて、これを帯に挟み込むことで筥迫が落下するのを防ぐ役割も持っています。外ではなく帯の中に挟んでおきましょう。


簪には飾り房という物が付いていて、さらにびら簪という金属製の簪をつける場合もあり華やかさを演出してくれます。


 まとめ


昔はもっと大きかったんですね。

筥迫で贅を競い合っていたとは・・・今も昔も女性の意識は変わらずですね 笑)


最後まで読みいただきありがとうございます★

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