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米沢紬について(要点まとめブログ)


紬の中でも日本最北の繊維産地「山形県米沢盆地周辺」で生産されているのがこの米沢紬。


柔らかく肌触りの良い自然染料で作られた米沢紬について

今回はご紹介していきます。



 米沢紬について


江戸時代中期の第9代米沢藩主・上杉治憲(上杉鷹山)による藩政改革の一環で、越後国から技術者を招いて織り方を家中に伝えたのがはじまりです。


長井町周辺で生産され集散地であることから「長井紬」とも呼ばれ、「白鷹紬(しらたかつむぎ)」「白鷹御召(しらたかおめし)」なども含めて総称する形で「置賜紬(おきたまつむぎ)」とも呼ばれています。

米沢紬は「先染め」で、生地を染料で染めるのではなく、織られる前の糸の段階で染めてから生地を織っていきます。生地を染める後染めとは違い、糸の中心部までしっかりと染色されているので、後染めより色落ちがしにくい特徴があります。


 染料


米沢紬は自然から採取した染料しか使わない特徴があり、特に有名なのが「紅花染」。


自然の多い山形県には、紅花や藍(あい)や苅安(かりやす)などで、さまざまな自然の染料としての植物がとれます。


紅花は糸を染める材料としては扱いに難しいため、熟練が必要になります。



 まとめ


一口に「米沢紬」といっても「長井紬」「白鷹紬」「置賜紬」など種類もあり、山形県は織物も盛んで皆さん日々、切磋琢磨されているようです。


産地では織物体験などされている会社もあるみたいなので、ご興味のある方は是非体験してみてください。


最後までをいただきありがとうございます★

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