紬について(要点まとめブログ)

このブログでは、紬について
「これ覚えときゃ何とかなる!」な内容をご紹介致します。
さて、この紬(つむぎ)ですが、非常に多くの種類があり、全国各所で生産される場所によってその名称が異なります。
それぞれ独特の風合いがあり、光沢のあるもの・艶が少ないものなど、同じ紬でも個性が異なります。
紬について
紬とは、蚕の繭から紡いで撚(よ)りをかけた丈夫な紬糸で織られた絹織物です。
木綿を紡いだものも中にはあります。
養蚕が盛んな茨城県や栃木県では、結城紬と呼ばれる紬が奈良時代に朝廷に上納されていた記録もあり、とても古くから存在します。
江戸時代の奢侈禁止令が出された際に絹物を着ることも禁止されましたが、富裕層の町人は絹物を着ていても、これは木綿だ!と言えるように工夫して着ていたそうです。
そこまで絹がいいのか・・・。
そんな紬で作られた生地は先染めで、生地の状態から染めるのではなく、糸の状態で染色した後、織っていきます。
種類
先にも書きましたが、紬には地域ごとで名前が異なり特徴も変わります。
・米沢紬 ・仁田山紬 ・結城紬 ・牛首紬 ・信州紬 ・郡上紬 ・椎名紬 ・久米島紬 ・大島紬 ・交織紬 ・琉球紬 ・弁柄紬 ・塩沢紬 ・遠州木綿(遠州綿紬) ・伊那紬 ・上田紬
<引用:Wikipedia>
地域
米沢紬=山形県
仁田山紬=群馬県仁田山地方
結城紬=茨城県・栃木県
牛首紬=石川県
信州紬=長野県
郡上紬=岐阜県郡上市八幡町
椎名紬=河内の椎名地域
久米島紬=沖縄県
大島紬=鹿児島県
交織紬=岡山県
琉球紬=沖縄県
弁柄紬=インド、ベンガル産
塩沢紬=新潟県
遠州木綿(遠州綿紬)=静岡県浜松市
伊那紬=長野県
上田紬=長野県
まとめ
紬は生産に非常に手間がかかる為、高額な値段で販売されています。
ご予算に余裕ができた時に紬のオシャレも楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます★
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