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振袖コーディネートの順番


振袖モデル

ぶっちゃけトークが売りのブログ。

「振袖コーディネートをする」と一言で言っても何から始めたらいいのか?


また、一式をレンタルする場合とママ振袖を着用する為、「小物類のみを変更する」というような縛りがある場合どのようにしていくのか?


普段からお着物をお召しにならない方にとってはチンプンカンプンで訳が分からないと思います。


そこで今回は、振袖コーディネートの順番や色・柄の合わせ方などを当店ベルファッシノの実例よりぶっちゃけながらご紹介します。


 振袖アイテムの種類

さて、振袖コーディネートとは言うものの、洋服のようにはいきません。


振袖というか着物には最低でも下記の6点が必要となります。

  • 振袖

  • 半衿

  • 重ね衿

  • 帯揚げ

  • 帯締め

  • 袋帯


もっというとこの6点に+草履バッグやファーも付いてきます。


 コーディネートの順番

順番はお店やスタッフによって違いがあるかと思いますので、ここではベルファッシノでの順番をご紹介致します。


  1. 草履バッグのチェック

  2. 振袖

  3. 袋帯

  4. 帯締め

  5. 帯揚げ・重ね衿

  6. 半衿

という順番です。

もちろん絶対この順番を守ってるという事ではなく、その時々によって変わる部分もありますが、大抵がこの順番という事です。臨機応変が重要です。


 ステップ① 草履バッグのチェック


草履バッグ

平成・令和になってくると、ブーツを履きたいという方も多くブーツの色も様々です。

また、バッグも着物用ではなくポシェットやポーチを使用する方も多いです。


全てコーディネートした後に、「ブーツ・バッグと合わない」ということがないように初めにチェックをしておきます。


 ステップ② 振袖選び


振袖

前回にもお伝えしましたが、ぶっちゃけて言うと振袖選びは直感です。


イエベ・ブルベなど、それぞれのパーソナルカラーに合う色味を選んで頂くとおかしくはなくなります。


ですが、その色がお嬢様にとって本当にお好みの色なのか?

一生に一度の晴れの日に、その振袖を着て良い思い出になるのか?


ということを考えると、普段お洋服を着る時によく選ぶ色や一度着てみたかった色を選んだ方がお嬢様にとっては良い気分で一日を過ごして頂けるのではないでしょうか?


「普段よく選ぶ色」という事は、自分にとって心が一番落ち着く色・気分が上がる色ということです。


最初から二十歳の集いや前撮りは特別に「着た事がない色を選んではじけるんだ!」とお考えの方は別として、2種類・3種類まで絞り込まれた際には直感でお決めになった方がいいかと考えます。


袋帯選び


帯

振袖選びが決まったら次は袋帯。


この袋帯を選ぶポイントは2つ


色に関しては振袖の生地に使用されているお色・柄とのバランスを見ていきます。


ここに関しては「お好きなのを選んでください」とはいかず、カラーバランス・柄の大きさを見ながらスタッフが数パターンご提案させて頂き、最終的にお客様と3本くらいまで絞り込んでいき、その3本から直感でお決め頂きます。


ゴールドといっても色んなゴールドがあり、ここでもやはり「こういう色・柄にはこれ!」という断定は難しいです。


なぜかというと、振袖だけじゃなくお嬢様お一人お一人同じ振袖を合わしても全く異なる場合があるからです。


 とはいえ、ここには意識している!

初めにスタッフが帯を選ぶ際、意識しているポイントは


  1. 振袖に大きい柄が使用されている時は小さい柄の袋帯

  2. 振袖に使用されていない柄が入った袋帯

  3. 振袖と同系色は外す

  4. 引き算

この4点ですが、やはりここでも執着せず実際に合わせてみないと分かりません。

臨機応変w。


 帯締め


帯締め

帯締に関しては、振袖の柄に使用されている色を持ってくることが多いです。


また特別な場合ですが、ヘアーのお色に合わせて選ぶ場合もあります。

赤・青・シルバー・黄色など同じ色を持ってくると一気に「粋でオシャレでイケてる!」というコーデに仕上がります。


 帯揚げ・重ね衿



重ね衿


帯揚げ

順番で言えば帯揚げ→重ね衿になるのですが、一概には言えません。


帯・帯締めに比べてお顔にグッと近づくアイテムになるので悩みの壁が生まれる可能性が高い部位です。


ポイントとしては、これまで選んできたアイテムに使用されてきたお色を選びます。


前回も述べましたが、重ね衿というのは一般的なものを使用すると表に出る面積は非常に少ないです。ですが、ここを少し変えるだけで今まで選んできたコーデの雰囲気がガラッと変わってしまいます。


ですので、帯揚げ→重ね衿と書きましたが、実際は帯揚げ↔重ね衿です。


 半衿


半衿

半衿に関しては純白を選択される方も多く、白以外でお考えの方にはこれまで選んできたアイテムに使用されてるお色を選ぶか、白でもレース柄があるのでそちらをお選び頂く方も多いです。


なぜ白に白のレースなのか?


一番お顔に近いこの場所にド派手な柄や色を選んでしまうとお顔が目立たないからです。

とはいえ、こういうお顔にはこういう半衿と一概には言えません。


お顔や半衿以外のコーデのパターンは無限だからです。


 振袖コーディネートの順番まとめ

ここまで振袖コーディネートの順番を一通りご紹介してきましたが


ぶっちゃけ、結局は

実際に合わせてみないと分からない

というのが正解です。


ですので、数多くのオンラインレンタル(しかも安い)がありますが、当店としてはオススメ致しません。


ですが、二十歳の集いで多くの方に振袖を着て頂きたいという思いで始めたのがオンラインでもリアルと変わらずイメージに合った振袖をお選び頂ける「リアルコーデ」を取り入れた



一枚の自撮り写真を送信して頂くだけで、選んだコーデを合成し、記念写真を撮った時のイメージがそのままご覧頂けるので「思ってたのと違う」というオンラインならではのあるあるがなくなります。


振袖レンタルは小物であってもお安い物ではございませんので、極力失敗のないようお選びいただき、晴れの日を楽しんで頂きたいです。


いつも最後までお読みいただきありがとうございます★



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