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着物ブームのワケ


振袖

最近、着物のブームが復活してきたらしいのですが、それでも昭和・明治・大正時代に比べると着物を作る企業や和裁師さん自体の数も少なくなり、メチャメチャ規模が小さくなっているのが現状です。


ですが、そんな昨今でも平成あたりから現代風という柄が出てきて機械の発達により職人じゃなくても着物を仕立てることが容易になってきました。


味気ないなぁと思いながらも着物が大好きで、こだわりの深い方以外は仕立て方法や染め方が分からない分、着物の色の鮮やかさや柄の美しさで気分が上がるものを選ばれている方の方が多いように思われます。


そんな厳しい状況の中、ブームが復活した理由があるはず!

今回はその着物ブームのワケをいくつかご紹介いたします。


最後までお読み頂けると嬉しいです★


 優雅な衣装

昨今では着物は海外でも非常に認知が広がり、英語でも『KIMONO』と呼ばれるほど海外でも注目されています。


誰でも知ってる有名な画家のゴッホやモネも着物に魅せられデザインをした程。また、着物は職人の手により美しい柄や色使い、繊細な生地で作られています。なおかつ日本の伝統的な文化や芸術が反映されており、その美しさは多くの人々に感銘を与えています。


それに、着物はシンプルで洗練されたスタイルを持っています。洋服にはない織り方・色使いの為、大衣桁に掛けているだけで極上の絵画にもなります。


また、根本的に数百年前からの技術が受け継がれ、歴史と伝統に深く根差し日本特有の凜とした面持ちが着物から感じ取られる事にも大きな要因ではないでしょうか。


 セレブの影響

着物がセレブの目に留まった事も大きな要因として挙げられます。


例えば、ロンドンのV&Aミュージアムで開催された「KIMONO展」では、フレディ・マーキュリーやX JAPANのYOSHIKIが着物を纏い、その美しさと歴史的な背景を称賛されました。また、オビ=ワン・ケノービ(『スター・ウォーズ』)の着物姿も有名です。


海外セレブの中でもレディー・ガガさんがプライベートで着物を着用していたことが話題になりました。彼女は親日家としても有名で、着物を贈られて涙を流す姿が感動的でした。

日本人として海外の方に、これほど感動される文化を持っている事に誇りを感じます。


 羽織の人気

海外での羽織はカジュアルで気軽に着物気分を味わえるスタイルとして若者たちに人気があります。


美しいデザインや独特の模様、雰囲気があり、洋服との相性も良い為、羽織をアレンジしインスタグラムやTiktokなどSNSでの投稿に非常に人気があります。


 レンタル着物の増加

当方もそうですが、レンタル着物店の増加も大きな要因の一つだと思います。


一昔前までは着物は非常に高価なもので○十万・◯百万するものが殆どで、着たい時にはお母さんおばあちゃんからのお下がりしか手段がなかったわけです。


今では小紋などサブスクで月額数千円で着放題のサービスもあり、好きな時に好きなだけ着れる時代になりました。


 着物ブームのワケまとめ

こうしてみると、海外での人気が大きな要因と言えそうです。

レディー・ガガさんのように涙を流して喜んでいただける文化を持っている事に誇りを持ち、これからもこの文化を広めていく事を続けていこうと思わされた今日この頃です。


最後までお読み頂きありがとうございます★



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