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正絹の着物について(要点まとめブログ)



使用する生地により肌触りや風合いが変わってきますし、お値段も格段の差が出てきます。

そして、お手入れや汚れた時に洗う方法も変わってきますので、こちらの記事で紹介していきたいと思います。




 正絹の着物について


正絹(しょうけん)は、絹(シルク)100%できた生地です。

サラサラと肌触りがよく光沢があり、保湿性・通気性もいいので1月の真冬の成人式の際には正絹の着物を選ばれると、ポリエステルよりも暖かいかと思います。


振袖のみならず、留袖や訪問着・小紋など全ても着物に使用され、高級な着物は必ずと言っていいほど正絹が使用されている為、お値段的にも振袖で言えばレンタル品で20万円〜50万円と高額になり、オーダーメイドの正絹の振袖になると100万円〜200万以上する物もあり、それほど手間暇がかかる貴重な生地だとも言えるでしょう。


ちなみに、「成人式お支度専門ショップベルファッシノ」では、正絹・ポリエステル両方とも94,600円でご提供させていただいております。


安いからといって粗悪な物ではなく、色・柄・生地共に素晴らしい振袖を取り揃えています。


何故、他社の呉服屋さんはそんなに高いのか?はこちらの記事でご紹介しております。



 正絹のお手入れ方法


これだけは絶対に覚えておいた方がいいのは


「自分で洗濯しないこと」


せっかく高いお金を出してレンタルor購入したのに一度の洗濯で台無しになってしまいますので、専門の業者さんにクリーニングをお願いしてください。


正絹は湿気に弱いため、脱いだ後は部屋の中で着物用ハンガーなどにかけて変え通しをよくし、湿気をとって乾燥させてあげてください。


そのあとは、畳んで引き出しなどに湿気取りと一緒に収納しておいてください。


外に干すと日に焼けてしまう事があるので、必ず部屋干しを行って乾燥させてください。



 ポリエステルとの違い


ポリエステルの振袖は化学合成繊維を使用している為、汗の吸収が悪く通気性も悪いという特徴があり、ツルツル滑るので着崩れになりやすい生地です。


ですが悪い事だけではなく、シワになりにくく虫に食われることも少なく、お家で洗濯もでき、正絹よりも安価でレンタル・購入できるという長所があります。



 まとめ


いかがでしたでしょうか?

正絹とポリエステルどちらを選ぶか悩み所ですが、お手入れの面ではポリエステル。

高級感を出すなら正絹。


実際、成人式に参加した時に専門の方が見ない限り正絹・ポリエステルの区別は付かないと思います。お財布と相談してお決め頂けたらと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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