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足袋について(要点まとめブログ)



着物に欠かせないのが今回ご紹介する「足袋」。


現代の旅は本当に色んなデザインがあり、オシャレのポイントの一つとして足袋選びにも凝ってみてはいかがでしょうか?


ただ、振袖を着る際にブーツを履くお嬢様もいらっしゃいます。

ブーツの場合は普段お履きになる靴下で大丈夫。



今回は足袋の歴史や素材・語源などについてご紹介していきます。




 足袋について


足袋は和装用の靴下です。


足の親指と、親指以外の指の二つに分かれています。

それは、草履を履く時「鼻緒」を親指の付け根で挟む為なので、はじめに書いた通りブーツを履く際には普段の靴下で大丈夫です。


足首の部分には3〜4枚の「小鉤(こはぜ)」という金具が付いていて足袋を足に固定する役割があります。


足袋の色は、白色のものや黒色のもの更に最近では非常にカラフルな物もたくさん出ています。


足袋は着付けをする前の肌着を着た状態で履いておくのが一般的です。それは着物を着た

後で足袋を履こうとすると、しゃがんで腰を曲げないといけない為、せっかく綺麗に着付た着物がシワになってしまうからです。


足袋に足を通した後、「小鉤(こはぜ)」を下から順番に止めていきましょう。

吐いた後に爪先や踵が痛くなってしまう方は、もう1サイズ大きめの足袋をお選びください。


前撮りや成人式は長時間立っておかないといけない状況になるので、無理をなさらないようにしてください。


種類は大きく分けて正絹・絹・ストレッチと3種類あり、小鉤が痛くなる方や面倒な時はストレッチタイプをお勧めします。京都の街を着物で歩くための町着レンタル店などはこのストレッチを採用しているお店も多いようです。



 歴史


足袋の歴史は古くて奈良時代に遡ります。

その頃の足袋は「襪(したうず)」と呼んでいて小鉤ではなく、紐を前で締めるようになっていました。


小鉤を使うようになったのは江戸時代で、初めは動物の骨を加工して使われていました。

今の足袋の形に定着したのは明治以降です。


公家は「襪(したうず)」、武家は「単皮(たんび)」と呼ばれるものを履いており、この単皮(たんび)が足袋(たび)になったとされる説があります。


公家・武家は平安時代ですね。


 まとめ


足袋の種類でもう一つ馴染みのあるものがありました「地下足袋(じかたび)」です。

お祭りの際に履く底がゴムになった物です。


外国人にも人気があり、ジャパニーズシューズと呼ばれています。


振袖には白の足袋が無難ですが、衿や袖にレースを付ける場合はレースの手袋と一緒にレース柄の足袋を履いてみてもいいかと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます★


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